ソードの10(Ten of Swords)|意味・正位置・逆位置・恋愛・仕事
タロットカード「ソードの10(Ten of Swords)」は、終わり・崩壊・限界・夜明けを象徴します。
地面に倒れ、10本の剣が突き刺さった人物の姿は状況のどん底を示しますが、同時に夜明け前の光が希望として描かれています。
ソードの10の基本的な意味
このカードは、物事が完全に行き詰まり「これ以上続けられない」という限界点を意味します。
しかし、そこから新しいスタートや再生が始まるという重要な転換点でもあります。
正位置の意味
恋愛・人間関係
- 関係や気持ちが限界に達している
- ショックな出来事や失恋を示すことも
- 終わりを受け入れることで次の道が見える
仕事・お金
- プロジェクトや計画が破綻する/限界を迎える
- 予期せぬトラブル・リストラ・契約終了など
- 一旦リセットして仕切り直すタイミング
逆位置の意味
恋愛・人間関係
- 過去の痛みやショックからの回復
- 終わりを受け入れたことで心が軽くなる
- 新しいスタートに向けて立ち上がる力
仕事・お金
- 最悪の状況を脱して回復・再建期に入る
- 失敗から学びを得て再スタートする
- 必要な終わりが起こり、新しい展開へ
読み取りのコツ(アドバイス)
- 痛みや終わりは避けられないが、それは夜明けの前触れ
- 「手放し」と「受け入れ」がキーワード
- 再スタートへの準備を始めることで流れが変わる
絵柄と象徴
倒れている人物は、精神的・肉体的な限界やショックを象徴しています。
しかし、遠くの空には夜明けの光が差し始めており、これは再生と希望の象徴です。
このカードは「終わりと始まり」の両方を内包しています。
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