命式の見方

命式は四柱(年柱・月柱・日柱・時柱)の干支を並べ、日主(にっしゅ)=日柱の天干を中心に読み解きます。
まずは配置と用語をおさえ、全体の関係性をざっくり掴むのがコツです。

🔢 命式の構成

  • 年柱:先天的傾向・祖先/環境
  • 月柱:社会性・若年〜中年期/親や職場
  • 日柱:本人の核(日主)・配偶者
  • 時柱:才能・子供・晩年期

📌 読み方の流れ(最短版)

  1. 日主(日柱の天干)を確認:自分の性質の基準
  2. 五行バランス:木火土金水の偏りをチェック
  3. 通変星:日主に対する他干の関係で性質や得意領域を把握
  4. 十二運星:運勢の勢い・体感
  5. 大運・年運:時期運で追い風/向かい風を確認
🧩 日主(にっしゅ)ってなに?

四柱推命でいちばん大事な“自分の基準となる天干”が日主です。
日柱(生まれた日の干支)の「天干(甲・乙・丙…)」が日主で、性格・思考・体感を読む時の軸になります。

  • 例:日柱が庚申なら、日主は(鋼鉄)。
  • 使い方:通変星や五行バランスは、すべて日主から見た関係で決まります。
🧭 日主はどうやって調べる?

当サイトの命式診断ツール日柱の干支を表示→天干(左の漢字1文字)があなたの日主です。
例:丙辰なら日主は(太陽)。

🍃 季節(調候)は見るべき?

本格鑑定では重要ですが、入門〜独学初期は①日主 → ②五行バランス → ③通変星 → ④十二運の順でOK。
調候は「季節に合った五行の補い」を考える高度な工程なので、基礎が固まってからで大丈夫です。

⏰ 出生時間がわからない場合は?

時柱のみ保留にします。年柱・月柱・日柱だけでも性質の大枠は読めます。
できれば母子手帳や戸籍抄本で確認するのが確実です。

📅 2月初旬(立春前後)生まれはどうなる?

四柱推命では本来、年の切替は立春です。
当サイトのツールは現在簡易版(西暦ベース)のため、2/3〜2/5頃生まれは年柱がズレる可能性があります。
心配なら両年で見比べ、解釈がしっくり来る方を採用してください。

⭐ 通変星ってなに?(超ざっくり)

通変星は、日主と他の天干との関係を5×2の体系で表したもの。比肩・劫財・食神・傷官・偏財・正財・偏官・正官・偏印・印綬の10種類。
得意分野や動き方のクセを見る指標で、日主を基準に判定します。